五十代、中間管理職、同族経営、ワンマン社長

 ー噺家の面白きことふと思ふあれは昼間のしんどき吾だ-啓-


五十代、中間管理職、同族経営、ワンマン社長。

私のことです。

もうこれだけでどれほど心が削られるかわかる人にはわかると思います。

板挟みとよく言われますが、板挟みというよりもホットサンドメーカーに突っ込まれたような感じです。強烈な圧と熱量。それが上からも下からも来るのです。


「ええ~!?」って感じでした

社長は絵に描いたようなワンマン社長で、怒るといろいろなことを思い出して、それで怒りが増幅しますので止まらないのです。

そんな社長に今日も怒鳴られたのですが、もうしんどいのを通り越して面白くなっちゃったので聞いてください。

何かのはずみで怒りだしたのですが、そもそもの原因がわからないのです。まあ、これもよくあることなので「まいったなあ」くらいに思っていたのですが、今日は怒りが収まらないようで、こりゃなにを言っても駄目だと感じた私は途中から「申し訳ありません」「そうですね」「失礼しました」と、この三つのフレーズを繰り返していたのです。なのに、顔を真っ赤にした社長が最後に言った言葉が「なぜ君はそこまで逆らうんだ!」です。

いや、もう途中から謝罪と相槌しか言っていないのですが、その「申し訳ありません」などの言葉が脳内変換されたのでしょうね。笑いをこらえるのに少し努力を要しました。

そんな金曜日、明日が休みでよかったなあ。


いや、ホント笑いそうになりましたよ

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