クレマチスの丘にいってきました その二

 

クレマチスガーデンの入り口です。草間彌生のオブジェがありますね。

〈2〉クレマチスガーデン

　芸術は五感を刺激することが大きな目的の一つだと思っています。「喜怒哀楽」を震わせて、活性化して自分をも活性化する。芸術や創作物と触れ合うことは自分を更新することなのです。

ザクロジュースとビスケットです。

　クレマチスガーデンは花がたくさん咲いていて、虫も命を謳歌していました。カフェやベンチ、ハンモック、座れる芝地があって春や秋にはこの上ない心地よさです。

　で、『ジュリアーノ・ヴァンジ彫刻美術館』ですが、これが楽しいのです。

　美術館の外にもいくつも彼の作品があり、それぞれに工夫をこらしていて飽きることがありません。

　考えを強いるもの、想像力を刺激するもの、素直に笑えるものが点在していて心や感性をもみほぐしてくれます。

　美術館をうまく使った作品もあり、それらはクスッと笑いを誘います。

　人の創り出した芸術作品、人が手を加えて美しくした花たち、そして人知の及ばない広大な青空。それらは心を刺激して、安らがせて、すっと離れていきます。

　ここで一日遊んだら、少し自分の五感が敏感になると思います。